関西グルメネット

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<大阪・肥後橋>一期一会の逸品たち♫お魚で乾杯!「うず潮」

美味しいお魚料理のお店があるとお聞きし、友達と行きました。
最寄り駅は肥後橋駅、筑前橋のたもとにあります。

うず潮
2018年3月にオープンしてすっかり人気店です。
温かい「うず潮」大将が迎えてくれます。
カウンター後ろは水彩画の世界が広がってています。
前で調理をされてるので水がかかると絵が変わります。

写真は素晴らしい魚料理を出してくれる大将です。

海を泳ぐ魚たちにも旬があります。
この時期、今しか、今日だけというお魚やお料理に出会いました。
まさに【一期一会】の世界です。

今の時期、
寒い季節の名残り、温かい季節の出会い(⋈◍>◡<◍)。✧♡
中途半端なこの時期だけしか食べられない一期一会の世界は人生そのものです。

そんな人生哲学も感じながら味わった料理です。

アンコウの肝 器もお洒落!
6時間かけたあん肝がそこに!

~先付け~
・アンコウ肝
  6時間という気の遠くなるような手間暇かけて仕上げられた素晴らしい完成品です。
今週最後のアンコウの肝です。もういくら叫んでもあがいても今年の11月まで会えません。
 口の中で広がるあん肝の芳醇な香り~濃厚な甘さも広がります。

~お造り~
・その日の一番良いものを1貫1貫なんと贅沢な!
 金目鯛(伊豆)、サヨリ(和歌山)、ウニ(山口)、ヤイトガツオ(鹿児島)、天然の本マグロ(みやざき)

ヤイトガツオは春の初ガツオと冬が旬の鰹の間だそうで鰹らしくなく(笑)とても脂がのってて美味しいです。
お花が春を告げているようです。ウニはワンスプーンで頂きます。

A5ランクの牛すじが味の幅を広げています。とても柔らかく仕上げてる牛すじです。

加賀蓮根はもっちりしているからつなぎは使っていません。上には加賀蓮根チップスが乗っていてサクッとした食感と中のモチっとした食感の違いを楽しめます。
中にはA5ランクの牛すじが入っています。もっちりとろとろで美味しいです。

2ヵ月連続、ミートの雑誌にも「うず潮」ののどぐろとお料理が掲載されています。

雑誌ミートと大将

長崎県対馬で漁れる<べにひとみ>と言う希少なノドグロ
脂が乗っています。
のどぐろとキンカンとそらまめ

~焼き物~
・のどぐろの塩焼き 、キンカン、そらまめ
  キンカンは熱々食べると甘いです。3月半ばでキンカンも終わりです。
  おろしに醤油、塩きつめにしたソラマメはお酒によく合います。
  蒸気の調整など湯がき方にもコツがあります。

~揚げ物~
ズワイガニフキノトウ、タラの芽の天ぷら
 ズワイガニはしっかりと身が詰まっているので揚げてても食べ応え満点です。フキノトウ、タラの芽の天ぷらから春の香りを頂きました。

たらの白子

北海道産生たら白子のゆでたてです。別名<くもこ>と呼ばれています。80℃のお湯でさっと湯がかれています。
口の中に入れると、プリプリしている食感から次第にトロリととける濃厚な美味さが広がります。感動以外何物でもありません。この白子もそろそろ終わりの時期を迎えます。

さてなんでしょう?

大将がワクワクしながら出してくれました。中が気になります。

関くろめ

関くろめは海藻です。1年で一度、提供されるこの日に来れてラッキーです。
かなりとろッとしていて持ち上がります。体にも良い効果を与えてくれそうです。

いかなごとアスパラのご飯

土鍋で炊かれたご飯。新物の細いいかなごを茹で上げ福岡産の太いアスパラガスと混ぜてます。

お焦げも嬉しい♪

一気に20秒ほど炊き、わざとつけてくれたお焦げ。お米は長野県の幻の米、最高級のこしひかりです。お代わりしました♪美味し過ぎます。

香の物

青森の野辺地のかぶらです。皮ごと食べれるかぶらで旬は夏。千枚漬けのような味で柚の隠し味も味の変化を楽しめ、とても美味しいです。ジューシーなかぶらでこれだけでご飯は1杯食べれます。

もう1種のお漬物は加賀野菜で<白菜とキャベツのハーフ>です。葉っぱが白菜、芯の所がキャベツでシャキシャキ食感が口に心地良いです。

~甘味~
自家製ほうじ茶アイス、白玉団子、あんこ
  茶葉が入ってていて香ばしいです。口の中ですーっと溶けます。

私が注文したお酒です。どちらも初めて飲む貴重かつお料理を引き立てる美味しいお酒でした。


棚田麦酒-岡山クラフトビール

岡山の棚田麦酒は岡山・湯郷温泉旅館「季譜の里」と上山集楽のコラボレーションで作られた、棚田で育てたお米で作ったクラフトビール発泡酒)です。フルーティな華やかな香りが楽しめました。大阪では「うず潮」だけが提供されています。お土産にも買って帰る方が多いそうです。


大理石のかめ入り~有機焼酎 甕雫~極(きわみ

特製の「大理石のかめ」に入った、年に2回だけの限定販売の芋焼酎です。 ゴージャスな外見だけでなく、その中身の芋焼酎もこだわり抜いた逸品で、原料芋は無農薬栽培の「宮崎紅寿」、麹米には無農薬アイガモ栽培による米を100%使用しています。芋焼酎特有の臭さがなく美味しいです!

カメラ目線のダイナンギンポ(右下)

水槽にはフグはじめお魚が泳いでいましたがカメラ目線の子がいます( ゚Д゚)
<ダイナンギンポ>という魚で大将が飼っているそうです(笑)

感動の一期一会の美味しいお魚を食べさせていただきました。ご馳走様でした。
ふらっと寄ってくれる人の為に、カウンターも満席にされないそうです。
またお手拭きからヒノキの心地よい香りがします。
料理だけでなく至る所にも嬉しい配慮がされたお店です。

 

うず潮

営業時間 昼 11:30~13:30
夜 17:30~23:30(L.O 22:30) 定休日 毎週日曜・祝日

肥後橋 魚で乾杯 うず潮魚介・海鮮料理 / 肥後橋駅渡辺橋駅中之島駅
夜総合点★★★★ 4.0