法善寺横丁 魚貝小皿和食 一喜
法善寺横丁、織田作之助の夫婦善哉でも有名な横丁ですね。水かけ不動尊があり石畳を挟んで両脇に小料理屋さんやバーや居酒屋さんなどが並んでいます。ここに市場にあまり出回らない珍しい魚介類をメインにした小皿料理をコースで食べさせてくれるお店があります。
少しわかりにくいですがビルの一階にあり隠れ家的な雰囲気がここから漂っています。
お店に入ると外の喧騒が嘘のような静かで落ち着いた空間の日本料理店です。
この季節、ちょっと贅沢な『里海里山コース』7000円(税別) を頂きました。
法善滋とうふ、天然珍海魚お刺身5種、オーガニック野菜料理、季節の揚げ物、厳選食材のメイン料理、〆、デザートまで全17品の質、量共に充実コースです。
天然の珍海魚は、その日入ってきた新鮮なお魚が登場します。
どのお魚に出会えるかなあとの楽しみもありますが、やはり珍海魚だけあり私の知らない魚さんばかりでした。
秋が溢れています。どのお料理も目と口を楽しませてくれます。アルコールが進みます。
癖もなく上品なお味でした。
とてもお洒落ですよね!豆腐ドレッシングで頂きました。これがまた上品なお味で美味しい。
上に生七味とニンニクチップが乗っています。
食感がもちっとしていて美味しいです。
バルコサミ酢としょうゆのソースで白身の淡泊な魚には良く合って美味しい。上にはマリーゴールドの花びらが乗っています。美味しい芸術作品ですね!
裏馬路の樹齢100年を超える柚子の搾り汁を使ったシャリでの握り寿司だそうです。パクっと一口です。見た目通り美味しかったです。
左はハチビキ(魚)のクリームチーズ巻き上げです。ジューシーです。
とても柔らかくジューシーで美味しいです。
菊花人参はオレンジに漬けられ香りが心地よいです。
マイルドでな味が広がり美味しいです。
蕪の葉がのっています。
最中はさっぱりとしていて皮はサクサク。
洋ナシはラフランスしか知りませんでしたが・ル レクチェという洋ナシは味わい絶品でした!今が旬だそうです。果物までこだわりを持った店主、日本料理をされながら洋食も勉強され和と洋が融合したお料理が楽しめます。
他にも出てきましたが、後はお店でお楽しみ下さい。
実はアルコールは「うすはり」グラスで提供されます。とても薄いグラスで口にあたったのかどうかわからないほどの薄さですが、しっかりとアルコール本来の美味しさを最大限に高めてくれるグラスです。
お料理は一品一品丁寧に作られていて見た目もお味もとても美味しかったです。希少な魚、珍海魚を頂き心も身体も大満足で再訪したいお店です。
★人気のお店で2日前の17時までに要予約です。
「法善寺横丁 魚貝小皿和食 一喜」
大阪市中央区道頓堀1-7-10 バイストリート横丁ビル 1F 6号
06-4708-8502
営業時間:17:00~23:00
定休日:月曜日(祝日の場合は火曜日)FB:https://www.facebook.com/ichiyoshi.hozenji/